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カルメル山の聖母への祈り(Flos Carmeli)

聖シモン・ストック 1251年7月16日の史実

7月16日は、「カルメル山の聖母」の祝日です(旧典礼暦)。現行典礼書のカルメル会においては祭日です。
2018年本日、日本では海の日でもあることから、カルメル会の神父様は「海の星」である聖母と関連付けて本日お話されていました。

みな、主において喜ぼう。聖マリアの光栄のために、この日を祝おう。盛んなこの祝日を、天使も祝い、われらとともに神の御子を賛美する。」
(『毎日のミサ典書』 7月16日 カルメル山の聖母 入祭文より; p.1054)



カルメル山の聖母への祈り(続唱)

カルメルの花 花咲けるブドウの木
あまつ御国みくにの輝き たぐいなきおとめ
いとやさしくして清らなる御母みはは
カルメルの子らにいつくしみを示し給え
おお、海の星よ

イエッセの根 芽吹く幹よ
御身に仕えるため 御前にあるを
我にゆるし給え
茨の中のゆり 我らの弱き心を
清く保ち給え
おお、やさしき保護者よ

戦う者の強き盾 戦い激しくなれば
我らに御身の守り スカプラリオを
与え給え

我らが疑いをば  御身が励ましもて
我らが苦しみをば 御身が慰めもて
助け給え
おお、カルメルの御母よ

カルメル山の聖母

カルメル山の聖母


この祈りは、上野毛教会の冊子に掲載されていたものを過去にメモしたものです。なお原文のひらがなの一部を、漢字に変換しております。


 2021年7月23日追記

この「カルメル山の聖母への祈り(続唱)」は、Flos Carmeliと呼ばれているものです。「Flos Carmeli, vitis florigera, splendor caeli, virgo puerpera singularis…」と始まります。上記にて転載した日本語訳の祈りは、ラテン語原文の途中までです。

Flos Carmeliの英語のウィキペディア記事にラテン語原文と英語訳が掲載されています。