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愛の祈求 (聖アウグスティヌス)

Botticelli

PIAE PETITIONES
(S. Augustini)

Dómine Iesu,
nóverim me,
nóverim te,
Nec áliquid cúpiam nisi te.

Oderim me et amem te.
Omnia agam propter te.

Humíliem me, exáltem te.
Nihil cógitem nisi te.

Mortíficem me et vivam in te.
Quaecúmque evéniant accípiam a te.

Pérsequar me, séquar te,
Sempérque optem séqui te.

Fúgiam me, confúgiam ad te,
Ut mérear deféndi a te.

Tímeam mihi, tímeam te,
Et sim inter eléctos a te.

Diffídam mihi, fidam in te.
Obedíre velim propter te.

Ad nihil affíciar nisi ad te,
Et pauper sim propter te.

Aspice me, ut díligam te.

Voca me, ut vídeam te,
Et in aetérnum fruar te.
Amen.

Ind. 500 dierum.
Ind. Plenaria s.c. quotidiana recitatione per integrum mensem (n. 88).

愛の祈求
(聖アウグスティノ)

主イエズスよ、われを知り、御身を知り、
御身のほかに、いかなるものをわれに望まざらしめ給え。

われをにくみ、御身を愛し、
なべてを御身のためになさしめ給え。

われをいやしめ、御身を崇め、御身の外に何ものをも考うるをゆるし給わざれ。

われをおさえ、御身に生き、いかなることが起るとも、なべてを御身のみ手より受けしめ給え。

われをただし、御身に従い、
常にみあとに従うを望ましめ給え。

御身に守られ得んがため、われを離れて、
もとのがれしめ給え。

われを恐れ、御身をおそれ、御身に選ばれし人のうちにわれをあらしめ給え。

われを信ぜず、御身を信じ、
御身のために従うを望ましめ給え。

御身以外の何ものにも愛着あいちゃくすることなく、御身のために、まずしき者とならしめ給え。

御身を愛するを得んために、われに御眼おんまなこを向け給え。

御身にまみゆるを得んために、われをみ許に召し給え。
しかして、とこしえに御身を味わわしめ給え。
アーメン。

五百日の贖宥しょくゆう、一箇月毎日唱えれば、通常の条件で全贖宥。

※ スマホで閲覧する場合は、横向き表示にした方がレイアウト崩れ度が小さいと思われます。


出典
土屋吉正編『LIBER PRECUM 祈祷書』ドン・ボスコ社、1956年、pp.15-17

※ 贖宥に関しては、祈祷書掲載文をそのまま載せております。
※ 編者兼訳者が気になる方のために、祈祷書の「印刷認可」および「出版無害証明」情報を以下に記します。なお、 版権所有者は「上智大学神学部」と同書に印刷されています。

IMPRIMI POTEST:
 Tokyo die 14. Ⅱ. 1956
     Petrus Arrupe S.J.
     Superior religiosus

NIHIL OBSTAT:
  Tokyo, die 17 Febr. 1956
      Sac. A. Del Col S.D.B.
      Censor Delegatus

IMPRIMATUR:
  Tokyo, die 20 Febr. 1956
     + Petrus Tatsuo Doi
         Archiepiscopus Tokiensis