名誉教皇様の個人秘書であるゲオルグ・ゲンスヴァイン大司教様が語ったところによると、新型コロナワクチンが「使用可能になり次第」、ベネディクト16世名誉教皇様(93歳)も接種することになるだろうとのことです。2021年1月12日にCNA(Catholic News Agency)が報じた記事による情報です。
同大司教様も、名誉教皇様のお住まいである「マーテル・エクレジエ修道院」の全所帯と共に「ワクチンを接種するだろう」と述べられています。
なお、バチカン・ニュースやCNAは今年1月2日の記事にて、バチカン市国保健衛生局の局長・Andrea Arcangeli教授による以下声明を伝えています。
- バチカンにおいて「1月後半に接種を開始する必要がある」
(先日のインタビューによればフランシスコ教皇様は今週に接種する予定とのことですが(参照:拙記事)、特別早く接種するということでしょうか?) - 最も感染にさらされているカテゴリの選択基準と、自由意志にて同意した人に応じて接種が計画される
- 接種の優先順位は、保険・公安関係職員、高齢者、一般市民との接触が最も多い人
- 接種場所はパウロ6世記念ホールのアトリウム
- ワクチンを保管するための「超低温冷蔵庫」も購入済み
(※ ファイザー製のmRNAワクチンはマイナス60度~マイナス80度での保存が必要)
接種場所が悪名高い「パウロ6世記念ホール」のアトリウムというのが、なんとも不気味です…。
教皇様、名誉教皇様などのバチカンでのワクチン被接種者が、重篤な副作用を被らないことを祈ります。
あわれみの御母、われらのために祈り給え。