つい昨日、Instagramのカトリック系アカウント経由で知りました。
2018年5月20日の「聖霊降臨の主日」に、アメリカの教会に安置されている「グアダルーペの聖母」の御像の目から、聖香油のような涙が流れていたようです。
ニュース記事(1)にて報道されている内容
・教会名: Our Lady of Guadalupe Catholic Church
・教会の場所: アメリカはニューメキシコ州の南部、Hobbs市
・聖母像の大きさ: 7フィート(約210cm)
・御ミサの後に、「涙」のような油が聖母像の目から流れている様子が発見された
・涙はバラのような香りがした
・化学分析の結果、涙は香料で化学処理されたオリーブオイルと同じであると結論された
・涙の出どころについては現在調査中。奇跡だと結論したとしても、神によるものか、それとも悪霊によるものか判断しなければならない。(Oscar Cantú司教様)
この涙の真偽については現時点において不明ですが、大変気になるニュースなので書き留めておきます。
ここから私の憶測です。
もし聖母の涙が真正の奇跡であれば、そのメッセージは何であるのか。
「涙」は悲しむべきこと、「聖香油」は叙階の秘跡を意味しているのではないかと勝手に推測しています。具体的に言うと、叙階の際に聖香油により手を聖別された司祭が、平信徒の非聖別の手に御聖体を授けているという惨状に対する涙ではないかと思っています。(付け加えると、聖別されていない手で御聖体を授与する「臨時の聖体奉仕者」に対する涙でもあるかと・・・。)
続報次第では甚だ浅慮な憶測になるでしょうけれど。
2018年9月15日追記
9月13日に、続報について投稿しました。
【米国】 聖母の御像の目から、4度目の涙が流れる(2018年9月1日)
※ 画像は、以下のニュースサイトから転載させていただきました。
(1) 2018年5-7月の報道
https://www.lcsun-news.com/story/life/faith/2018/05/22/virgin-mary-statue-weeping-our-lady-guadalupe-catholic-church-hobbs/634414002/
http://www.catholicherald.co.uk/news/2018/07/17/virgin-mary-statue-weeping-olive-oil