フランシスコ教皇様はフリーメイソンを非難している(海外報道)

Le pape refuse un ambassadeur franc-maçon
インターネットで「フランシスコ教皇様とフリーメイソン」に関する日本語情報を検索してみると、嘆かわしいことに、教皇様がフリーメイソン員だと述べるものばかりがヒットします(使徒座空位論者、オカルト系陰謀論者のサイト)。そこで、海外サイトにおいて「教皇様がフリーメイソンを非難している」ことを報じている2017年10月の記事がありましたので、当サイトにて紹介いたします。

フランシスコ教皇様による「対フリーメイソン」言動
  1. 2013年7月: 教会に侵入する圧力団体に対して猛烈に反対し、「メイソンのロビー活動」の問題について語った。(飛行機中インタビューにて)
  2. 2015年6月: 19世紀におけるフリーメイソンの影響と教会に対する敵意を非難。「19世紀末は、若者の成長にとって最悪の状況だった。フリーメイソンは大きく成長し、教会でさえ何もできなかった。司祭嫌い(反教権主義者)やサタニスト達もいた。イタリアの歴史において、最もひどい時代、最もひどい場所だった」と語った。(若者達に対して、トリノにて)
  3. 2017年10月: レバノン任命による駐バチカン大使の「承認」を拒絶。同任命者はフリーメイソンとの関わりがあると報じられていた。

上記の情報は、以下の2つの記事をまとめたものです。

Christopher Lamb氏によるThe Tablet(UK)の記事
Lebanon’s choice as new Holy See Ambassador not given Vatican approval」(2017年10月23日)
 ※以前ご紹介した「サラ枢機卿『手による聖体拝領は教会に対する”悪魔的攻撃”の一つ』」のニュースもこの方による記事です。

Claire Lesegretain 氏によるLa Croix(フランス)の記事
「 Le pape refuse un ambassadeur franc-maçon au Vatican」(2017年10月24日) 
  ※冒頭の画像は、当記事から転載させていただきました。


なお、上記ボックスの①情報は、ブラジルでのワールドユースデーからの帰り機中でのインタビューとのことです。YouTubeにアップされているインタビュー動画を字幕機能(通訳者のフランス語音声を字幕化)と機械翻訳に頼って確認したところ、確かに「メイソンのロビー活動は最も深刻な問題である」との旨を語られています。

Pope told about the freemasonry

【1:16:48 ~】同性愛ロビー問題についての質問と、教皇様によるご回答

 ※同性愛者については、「善良な意志で神を探し求める同性愛者がいるならば、私はその人を裁くことはできない」「そのような人々を阻害せず、社会に統合しなければならない。我々は兄弟であるべきだ。(同性愛)傾向が問題なのではない。問題はロビー団体を作ることだ」と語っているようです。(機械翻訳による当サイト管理人理解)

②での講話は、聖座公式サイトにも掲載されています。

MEETING WITH CHILDREN AND YOUNG PEOPLE ADDRESS OF THE HOLY FATHER
https://w2.vatican.va/content/francesco/en/speeches/2015/june/documents/papa-francesco_20150621_torino-giovani.html

「イタリアの歴史…最もひどい場所だった」の後には、「しかしながら、もしあなた達が素敵な宿題をしたいのであれば、そのときに何人の男女の聖人が生まれたかどうか調べてみてください。なぜ? 文化やライフスタイルの潮流に立ち向かわなければならないことに聖人達が気づいたからです」と続けておられます。


③について補足すると、拒絶の背景には、聖座が「承認」する前に、大使として任命されたジョニー・イブラヒムの名前が地元マスコミと教会団体にリークされた(外交儀礼に反するリーク)という事情もあるようです。
フリーメイソンに関しては、任命者本人としては「かつてメイソン員だったが、もう積極的な関わりはない」と強調していたとのこと。なお、最終的には2018年1月に別の大使が「承認」されています。

フリーメイソン


教会を転覆させようと謀っている秘密結社は、ここ数代の教皇様、特にフランシスコ教皇様の威信を貶めるために、種々の情報工作をしていると個人的に考えています。このような情報工作は、カトリック信徒にとっては教皇様を憎む原因、教皇様のために祈らない原因、教会を離れる原因になり、陰謀論に興味のある未信者にとっては教会の正統性について思いが至ることもなく、非難し続ける原因となるからです。

世にインテリジェンス(情報機関)、インターネット情報工作請負企業(日本ではピットクルー、イー・ガーディアン、電通パブリックリレーションズなどの企業が有名らしい)が現実に存在しているならば、教会に対して情報工作を行っている組織も当然存在するものと思われます。

このような情報工作について考えるきっかけとなった海外サイトについて、後日投稿する予定としています。