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ディープフェイク(偽動画合成技術)による教会攻撃の懸念

本日7月20日付けの某新聞に「ディープフェイク」関連の記事が掲載されていました。

ディープフェイクとは、AI(人工知能)の一種である「ディープラーニング」(深層学習)とフェイシャルマッピングによって作り出される、偽動画合成技術のことらしいです。

記事を読んで、この技術を使った教会への攻撃について考えていたのですが、やはり警鐘は鳴らされていました。

Why Catholics should beware as high-tech ‘deepfake’ videos emerge
(先端技術「ディープフェイク」動画出現の最中に、なぜカトリック信徒は警戒すべきか)

Catholic News Agencyによる2018年4月25日付けの記事です。
やはり「教皇やカトリックの指導者が偽動画の対象になる可能性は高い」とのこと。

この記事では、社会扇動のためにソーシャルメディアが利用されてきたこと、BuzzFeed社製作によるオバマ前大統領のディープフェイク動画のこと、真偽を識別すべきこと等が述べられています。


 BBCのニュース動画

 

教会関連の悪質なコラ(フォトモンタージュ)をオカルト系陰謀論者や使徒座空位論者のサイトで見かけることがあります(明らかに「コラ」なベネディクト16世教皇様(当時)の画像とか)。

今後、このような偽動画技術も用いられつつ、「彼ら」により教会が攻撃されるのでしょうか…?