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【海外の事例】跪くと叱られ、立った姿勢での聖体拝領が標準とされる……黒幕はやはり?

舌での聖体拝領は(司祭に嫌がられつつも)許容範囲とされながらも、跪くと拒否される、場合によっては叱られる…。そのような日本の教会での出来事は、信徒であれば見聞きしたことがあるか、もしくは実体験としてあるかもしれません。

このようなイエズス様に対して冒涜的で、そして信徒としても悲しい出来事は、どうやら海外の教会でも起きているようです。

海外の事例紹介(跪きに対する拒否、叱責)

スペイン?: 跪いた女性に対して司祭が「立て!」(“De pie!” (Stand up!) )と怒鳴った。彼女があまりにも呆然としてしまい、息切れしながら思わず「no」と返答すると、司祭は「お望みのままに」と言ってそっぽを向き、他の信徒への聖体授与を続けた。彼女が立ち上がった後も御聖体を授けず、無視していた。他の信徒たちの拝領が終わった後、(彼女が握った拳を開かずにいたので)憤然とした様子でにらみつけて、「キリストの御体」と言わずに大急ぎで舌の上に授けた。(2016年1月2日の投稿: 実体験)
  Catholicism Pure and Simple – I Was Refused Holy Communion When Kneeling!

 ・カナダ: 葬儀のときに女性が跪いて御聖体を拝領しようとした。彼女が立つまで御聖体は授けられなかったが、舌での拝領は許可された。(2016年5月7日の投稿: 目撃談)
VOX Cantoris – Priests and Bishops of Canada : STOP beating up Catholics who KNEEL for Holy Communion! Where is mercy?
※上記ページには、ゲッセマネで跪いて祈るイエズス様に対して、聖職者が「跪きは大罪だ」と言って叱りつける風刺画が掲載されています。

上記のブログ以外にも、同様の体験談、目撃談がインターネット上で告発されています。

海外における『ローマ・ミサ典礼書の総則』での指示

 立った姿勢での聖体拝領は、日本以外の国においても標準とされているようです。カナダにおける『ローマ・ミサ典礼書の総則』での指示は以下の通りとなっています。

160.  (略)…  カナダの教区では、聖体は立って拝領する。もっとも、跪いての聖体拝領を信徒個人が選択してもよい。…(略)
In the Dioceses of Canada, Holy Communion is to be received standing, though individual members of the faithful may choose to receive Communion while kneeling.
https://dol.ca/documents/2016/11/girm.pdf

なお、英語圏のサイトを調べてみたところ、アメリカ、イングランド、ウェールズ、スコットランド、オーストラリアでも同様に、立った姿勢での聖体拝領が標準とされています。
http://www.vatican.va/roman_curia/congregations/ccdds/documents/rc_con_ccdds_doc_20030317_ordinamento-messale_en.html
https://www.liturgyoffice.org.uk/Resources/GIRM/Documents/GIRM.pdf
http://www.apmn.org.au/assets/girm-2011-reducedsize.pdf

 グラスゴーの大司教(2011年当時)は「聖体拝領のときに跪かないように」と信徒に述べた

スコットランド: グラスゴーの大司教は「聖体拝領のときに跪かないように」、「我々西洋の文化において、立つことは尊敬のしるしです。内陣柵(Altar rails〔※ 柵がまだ残されている地域とのこと〕)で跪くことは、ミサ典礼書の指示によって、慣習と見なされていません」と同大司教区の信徒に述べた。

グラスゴーで教皇ベネディクト16世がミサを捧げたとき、教皇聖下からの拝領者は皆聖体拝領台の上に跪いたが、その僅か1年後に同大司教による上記の指示が出された。(2011年8月30日の投稿: ニュース記事)
Catholic News Agency – Scottish archbishop tells Catholics not to kneel for communion

やはり秘密結社による極秘指令が背景にあり?

 教皇儀典室による「跪いての舌での聖体拝領」を主張する文書を見ると明らかなように、聖座は跪いての聖体拝領を支持しています。それにもかかわらず、日本を含む様々な国において「立った姿勢のみ」を聖体拝領時の標準姿勢としているのは、一体なぜなのでしょうか。また、「跪き」という畏敬の念を示す信徒に対して、なぜ様々な国の司祭が同じような怒りの反応をあらわすのでしょうか。

ここで、あの「聖体拝領のときに、跪きを止めさせよ」というイルミナティの極秘指令(指導要綱)をどうしても想起してしまいます。御聖体に対する畏敬の姿勢を排斥することにより、そこに実存するイエズス様を侮辱する。跪かせないことにより、信徒における御聖体への畏敬の念を弱めたい。そのような目的が考えられます。
サラ枢機卿様のご発言参照

教会破壊のために暗躍しているであろう工作員たち、その司令者たち、そして諸悪の根源である悪魔の思惑通りにならないように祈り、跪きましょう!

聖体拝領