本日は、カリタス修道女会が主催した聖体行列に参加しました。
行列後に御聖堂でシスター達が歌った「パニス・アンジェリクス」の天上的な美しさ! 心が震えるほどの麗しい歌声。聖トマス・アクィナスの書いた美しい歌詞が、麗しい歌声の祈りとなって空間に充満している様は、まさに至福でした。
修道院を出た後は、近くの下井草教会まで歩いていき、御聖体訪問をしました。初訪問です。
こちらの教会の祭壇は(おそらく)ビザンティン建築様式の聖堂を模しており、中央に安置されている聖櫃の上部と左右を、金色に光るイコンとモザイク画が取り囲んでいます。東方的な、神秘的な魅力を放つ美しい祭壇です。
※ 参考画像(下井草教会Webサイト; 魅力が十分には伝わらない写真ですが…) http://www.catholic-shimoigusa.org/11_vice_priest.html
同祭壇の下部には、「聖ドン・ボスコの夢」(※)のモザイク画が取り付けられていました。 ※ 教会の危機を聖母信心と御聖体が救うという内容。
聖人の予言的夢がもし成就するのであれば、教会を救うにふさわしい大柱として、御聖体の価値が正しく認められるように今後変わっていくでしょう。その過程で、手による拝領の禁止、聖体拝領台の復活、「(なぜかほぼ常駐する)臨時の聖体奉仕者」の廃止が実行されていくと思われます。日本においては、聖変化のときの跪きも復活されるのでしょう。もちろん、これは私の希望的観測が入っていますが…。
被造物に過ぎない人間は、へりくだりの外的態度で以て、御聖体を崇拝しなければならない。
キリストの聖体の祝日に、改めてそう思いました。
ああ感嘆すべきことよ、貧しいもの、しもべ、および卑しい者が主を食しまつるとは。
カトリック聖歌集 527番「パニス・アンジェリクス」より
◆2018年6月5日追記: 上記予言について追記を書きました。