教皇庁典礼秘跡省は、今年2018年の2月11日付けの教令をもって、聖霊降臨の主日の翌日(月曜日)を「教会の母聖マリア」の記念日として定めました。今年の記念日は5月21日(月)です。
※詳しくは、カトリック中央協議会のこちらのページをご参照。
五旬祭に聖霊を待ち望んでいたときから、地上を旅する教会に母としてたえず気遣ってきたマリアの霊的母性の神秘の意義をふまえて、教皇フランシスコは、聖霊降臨後の月曜日に、教会の母であるマリアの記念日が、ローマ典礼様式の全教会で義務として守られることを定めた。
(「教令」に関する解説 : 典礼秘跡省長官 ロベール・サラ枢機卿)
2月11日はルルドの聖母の記念日であり、今年2018年はルルドでの御出現160周年、かつファティマでの御出現より101年目。101というと秋田の聖母の「101回の涙」も連想します(深読みしすぎかもしれませんが)。
教会内も世相も混迷しているように思われる今日この頃ですが、特に5月21日当日は、問題の結び目を解いてくださるように教会の御母に祈りたいです。
※教会の「御母」の方が適当な尊称だと思われるので、引用以外では「教会の御母」(Wikipedia: カトリック信徒の方が記事執筆者)と記載しました。1月1日の祭日も日本では「神の母聖マリア」と訳されていますが…。