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(お知らせ)ローマ公教要理 十戒の部をアップしました。

ローマ公教要理』の『十戒の部』第2章の途中までアップしましたことを、お知らせいたします。
2年強の期間をかけて投稿し続けておりますが、もうしばらくしたら完了しそうです。

 聖アウグスチヌスは、十戒はすべての掟の概要であり要約であると書いている。たしかに主は多くのことをお命じになったが、ただ二枚の石板だけをモイゼにお与えになった。その石板は「契約の板」と呼ばれ契約の櫃の中に納められるはずであった(出31・18、第9・10参照)。実際この二枚の石板を入念に調べまた正しく解釈するならば、神がお命じになった他のすべての事柄は、そこに書かれている十の掟に基づいていることが分かる。そしてこの十戒そのものは、全律法と預言者との基である神と隣人への愛という二つの掟によっているのである(マ22・40参照)。

第一章 1 十戒はすべての掟の概要である

 信仰、希望、愛をもたないものは、この掟にそむいており、かれらの罪はきわめて広い範囲にわたっている。このような人々には、聖なる母である教会が信ずべきこととして教えることを信じないで異端に陥る人、夢判断や占い、その他のむなしい事柄を信じる人、自分の救いについて失望し神の慈愛に依り頼まない人、富だけを頼りにする人、健康や体力を頼りにする人がいる。これらの罪については、罪や悪習を取り扱う著者たちがさらにくわしく説明している。

第二章 第一戒 7 この掟にもとるおもな行為

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